ガンと家族と医者と私

末期がん(肺がん)になった父のがん治療やガンの症状の推移、また家族との軌跡を綴っています。 また病院での生活、家族の心の変化や闘病中に使用したグッズの紹介などをしています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

投与後の経過と新たな家族の悩み②(食事について)

【2008年5月中旬】

初回の抗がん剤投与から食欲が戻るまで、
かなり時間がかかりました。
それは、単に抗がん剤の副作用である倦怠感という事だけではなく、
病院にいて治療をしているというその状況が生み出している部分
かなり大きかったと思います。

抗がん剤を投与し、その後食事が取れなかった時にしてもらっていた点滴
肺がんを患ったために、食べ物が上手い具合に飲み込めなかったり
水分を飲めなかったりが続いた事で、
口から摂取するという事自体がすっかり嫌になってしまったようで、
「点滴で栄養がついているから、食べなくても平気」
などと言い出し始めました。

治療をした後で、いかに体力や免疫力を回復させるかが、今後の闘病生活には
かかせないキーポイントだと、いろいろな本を読んで私自身が感じた重要な事なのに、
父が食に対する興味を捨ててしまってきている事は、非常にまずいな・・・・
と感じて、それからの家族の悩みは、いかにして食事を食べてもらうか
の話題に変化していきました。

まず、食事は重要なんだという認識を持ってもらうため、
主治医の先生にお願いをして、「点滴だけでは体力は回復できない」
という趣旨の事を父に伝えていただけるよう、お願いをしました。
父は自分の主治医の先生をとても信頼していましたので、
先生から「口からも食べなければダメですよ」
といわれた事で、急に点滴を辞めて口から食事を摂取するよう努めるなりました。
家族が幾ら言ってもダメだったのに、
この効果はかなり偉大だな・・・・改めて実感しました。

次に、飲み物については、
普通の水などはむせてしまって上手く飲み込めないという日々が続いたので、
全てゼリー状の物にしました。
食欲が無く、固形物が食べられないときは、ヴィダーinゼリーとかカロリーメイトとか、
とにかくあらゆる種類のゼリーの栄養補助食品を購入し、
常に冷蔵庫へしまっておきました。
また、スープなどはトロミをつければ食べられる為、トロミをつけられる粉末
を用意し、必要に応じて使用しました。

それから、
毎日食べたいものが変わる父のリクエストに答えて、
病室にせっせと持って行きました。
少しでも多く口から摂取してもらい、体力を早く回復してもらえればという思いで。
時にメロンだったり、お稲荷さんだったり、焼き鳥だったり・・・・
この要求に応えるのは、結構体力要りましたね(笑)

その甲斐あってか、口から物を食べるようになってから、
ガリガリに痩せてしまった体が少しずつ体重が増え、
それと同時に食欲も増加してきました!
やっぱり、食物のチカラって凄いです。

体力が徐々に回復の兆しが見えてきたので、
主治医の先生から外出許可が出ました。
それは5月15日の事で、入院から約半月の事でした。
家族としては、家に戻れないかもしれないと思っていたので
とっても嬉しく、そして父もまた同じような思いだったのかもしれません。
この日の外出は自宅に戻り、
お風呂にゆっくり入ってテレビを見て、
何気ない普通の生活だったという事でした。

この「何気ない生活」が出きるという事に
もっと自分も日々の感謝を忘れないようにしなければいけないな~
ホッとした顔をしていた父を見ながら思いました。


スポンサーサイト
[ 2009/06/15 17:22 ] 闘病日記 | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL

カテゴリ
参考になる本
ブログランキング
よかったらポチっとお願いします。
☆☆☆☆☆
検索フォーム
私の本棚
相互リンク希望の方はメールフォームよりお送り下さい

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。